
いよいよ平屋できました。
建物が完成しました。
お茶室もちゃんとあるんですよ。
京からかみって知っていますか?

説明文には
(からかみは唐紙(とうし)と書きますが、その名の通り中国の唐から奈良時代に伝わった美しい細工紙のことです。当時は、上流貴族の間で手紙や詩歌を書く為の料紙として使われ、その唐紙は文字を美しく見せ愛用されていました。平安時代に京の都でからかみが生産され始めると、貴族文化に浸透し、寝殿造りの住居の襖障子にも使われ始めました。その後、時代と共に公家・武士・茶人・そして江戸時代には町方庶民に親しまれ、今もなお襖・壁紙など室内装飾の伝統工芸品として伝え続けられています)
とかかれています。
とっても芸術的で、私は一目ぼれをしてしまいました。
何百年とつづく、伝統的な紙なのに、こんなに現代でも通じるデザイン。
古臭いと感じず、なんて洗練された、芸術的な美しさだろうと、感嘆しました。
今回、平屋のお施主様のうちにはこの京からかみがつきます。
楽しみです。
他にも、日本の和風なデザインですが、ノスタルジックな雰囲気のあるようなものを
とりいれたりしております。
動線と、既存の庭との融合??おおげさですが、
と、お客様をおよびする、玄関から茶室に向かう空間と、
自宅のくつろぐ空間とのとりあわせ(こちらはかなり動線がよく、家事がしやすく
また、ゆったりくつろげる空間をめざしております。)
を工夫しております。
お庭や外構工事ができあがるのが楽しみです。
施主様はお茶の先生です。職人さんもお茶会にお呼ばれされるそうですので、
みんなで、わびさびのひと時を味わってきたいと思います。